ロシアのプーチン大統領は現地時間9月20日、王毅中共中央政治局委員（中央外事活動委員会弁公室主任）とサンクトペテルブルクで会談した。新華社が伝えた。
プーチン大統領は「今年3月の習近平国家主席の訪露は申し分のない成功を収め、露中の包括的な戦略的協力パートナーシップの水準の高さを示した。その後、双方間の重要な共通認識が次々と実行に移され、経済・貿易、スポーツ、人的・文化的など各分野における両国間の交流・協力が大きな成果を収めている。ロシアは『一帯一路』（the Belt Road）共同建設イニシアティブを高く評価し、積極的に支持し、その歪曲とイメージ毀損に反対する。ユーラシア経済連合と『一帯一路』共同建設イニシアティブの連携を強化し、地域統合プロセスを推進していきたい。上海協力機構（SCO）やBRICSなどの多国間枠組みにおいて中国と緊密な協調を保ち、一極覇権と陣営対立を阻止し、国際的な公正と正義を維持することを望んでいる」とした。
王氏は「両国首脳は今年、首脳会談を成功させ、新時代の中露の包括的な戦略的協力パートナーシップの新たな青写真を共に描き、両国関係の深い発展を推進するための前進の方向を指し示し、力強い原動力を注いだ。中国はロシアと共に、両国首脳間の重要な共通認識を根本的な準拠とし、戦略的相互信頼を増進し、実務協力を深め、中露友好を支える民意と社会の基盤を一層固めることを望んでいる。国連安保理常任理事国である中露は、世界の発展と進歩の促進に対して重要な責任を担っている。双方は多国間の戦略的協力を強化し、両国の正当な権益を守り、国際秩序の公正で合理的な方向への発展を促進するために新たな努力を払う必要がある」とした。（編集NA）
「人民網日本語版」2023年9月21日
