「今年は中国の改革開放45周年に当たり、中国は高水準の対外開放を推進し、質の高い発展によって中国式現代化を全面的に推し進め、対外開放と協力の新たなチャンスを提供する」。習近平国家主席は9月2日に北京で行われた中国国際サービス貿易交易会（CIFTIS）2023の世界サービス貿易サミットに寄せたビデオスピーチで、中国は高水準の対外開放を揺るぎなく拡大するとの鮮明なメッセージを改めて対外発信した。新華社が伝えた。
「中国は各国と共に、サービス開放を通じて包摂的な発展を促進し、サービス協力を通じて連動と融通を促進し、サービス革新を通じて発展の原動力を培い、サービス共有を通じて素晴らしい未来を創造し、手を携えて世界経済を持続的な回復軌道に乗せることを望んでいる」。習主席はスピーチで、開放・協力・革新・共有の4つの側面から、中国のサービス貿易発展の方向性と道筋を示した。
現在、百年間なかった大きな変化が加速し、世界経済の回復は原動力を欠き、世界の発展のために新たな原動力を注ぎ込むことが急務となっている。直面する課題が多ければ多いほど、互恵・ウィンウィンの協力局面を作り出すことがより重要となる。習主席は「各国との発展戦略や協力イニシアティブの連携を強化し、『一帯一路』（the Belt Road）共同建設国とのサービス貿易やデジタル貿易における協力を深め、各種資源・要素の国境を越えた流れの円滑化を推進する」と提言。これは世界のサービス経済の「パイ」を絶えず大きくし、経済協力の成長分野を育成することに寄与する。
2019年以来、習主席がCIFTISで発表してきた中国の高水準の開放の新たな措置は、実行に移され、効果を上げ、各者に利益をもたらし続けており、対外開放という基本国策を断固として実行し、経済のグローバル化を常に支持するという中国の決意と自信が存分に示された。サービス業の開放と協力が世界の発展にとって重要な力となりつつあり、中国の質の高い発展が世界経済に強大な原動力をもたらし続けることは、すでに実践によって証明されてきたし、今後も証明され続けるだろう。実務的措置による開放と協力の共同促進の堅持は、互恵・ウィンウィンの新たな機会をさらに多く創造し、より素晴らしく繁栄する未来の世界を切り開くに違いない。（編集NA）
「人民網日本語版」
